2021/12/17

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試験監督の仕事内容でイメージするのは、試験中の監視です。
カンニングなどの不正を受験生が働かないか監視し、問題が起きたときには対応をしなければいけません。
しかし試験監督の仕事内容は、受験生の不正を監視するだけではありません。
運営を補佐するのも内容に含まれ、裏方として働く必要があります。
具体的な内容は、試験会場の準備です。
始まる前には机や椅子の配置を行い教室の黒板に注意事項を書き、受験生が集まってきたらスムーズに誘導しなければいけません。
試験が始まる直前には受験生にスケジュールなどの説明を行い、問題と解答用紙の配布・回収をします。
終了したら教室から受験生を誘導して退室させ、片付けまで行うのが仕事です。
こうした仕事内容については、採用が決まってから本番までの間に説明会を開催するのが一般的です。
説明会では当日の流れから準備のやり方、試験中に問題が起きたときの対応方法まで丁寧に説明をしてくれるので、初心者の方でも全く問題ありません。
準備も力が必要な作業はほとんどなく、一つ一つの作業を丁寧に行えば問題はありません。
働く場所も空調が整えられた室内なので、快適な場所で働くことができます。
そのため肉体的には楽な仕事として人気がありますが、その一方で精神的に疲れると感じる人もいます。
精神的に疲れる理由は、試験監督として常に気を張っておかなければいけないからです。
試験中は監視しているだけとはいえ、受験生一人一人に目を配らせ不正を働かないか見守り、問題があれば対応しなければいけません。
また準備も一つ間違うと大きなトラブルになりかねないので、集中力を切らさずに働き続けるのは精神的に疲れてしまいます。
試験監督の給料は、基本的に時給制です。
時給制の場合は相場が1,000円から1,200円と高額で、内容に対して高い時給なので人気がある仕事です。
また拘束時間は試験時間にもより、短い場合は半日や1日になります。
しかし複数の日にちにまたがる試験のときは、期間中働き続けなければいけないので数日です。
ですが数日といってもそれほど長くはないので、短期の仕事に分類されています。
試験監督は、受験生の不正を監視するほかにベストな状態で受けてもらうために、入念な準備もしなければいけません。
そのため精神的にプレッシャーのかかる仕事ですが、内容自体は初めての人でもできるほど簡単なので、短期間で高額を稼ぎたい人には向いている仕事です。